沖縄に行ってきたよ♪ 第2夜

沖縄、2日目。7月4日、金曜日。
昨晩は泡盛のロックでムセてしまって、「きっと二日酔いだ!」と、
こりさちゃんに言われておりましたが、ぜんぜん大丈夫でした♪
ケロリですよ♪ ケロリン
そして窓から見える那覇の空も、晴れ!です。
天気予報じゃガッツリの雨予報だったのに、なんという事でしょう!
ダイナミックで、素晴らしい青空じゃありませんか?!
これはどこの晴れ男の仕業だ〜い?! 私(ぷりっけ)だよ! (*'ω'*)


★またもや、写真はクリックすると大きくなるぞ!


今日と明日はレンタカーでの移動です。
7時半頃にホテルを出て、ユイレールで隣駅となる「おもろまち」まで歩きました。
しかしすっかり油断してたんですが、暑かったー。(-_ -;
おっきな旅行カバンを担いで1駅行くのは大変でした。
着いた頃には、またパンツまでグッショリです。(*'д`*)


7時50分頃、レンタカー屋さんのある、DFS に到着!
でも、8時からなのでまだ開いてません…。
もっのすごく蒸し暑い中、自動ドアの前で10分近く待って、
8時丁度。ようやくオープンしたドアの隙間から、
まるで電車で席を確保するのに必死のおばさんのような素早さで、
レンタカーのカウンターまで一番乗りです♪



ところがここでアクシデント!
予約していたのは軽自動車だったのですが、何かトラブルで用意できないとか…。
軽自動車の価格で、小型クラスに変えていただけるとの事でしたが、
「燃費が悪くなる〜」とか少々ゴネてみたら、1,000円割引してくれました。
ラッキー♪ やさしい沖縄のお兄さん達に、感謝です!
で、準備されたのはホンダの「フィット」。
イヤン、フィットやったら、燃費もエエやん♪
でも、ま、1,000円は貰っておきます。( ̄ー ̄)ニヤリ



さあ、出発です!
まずは、朝ごはん!「ジェフ 与那原店」へ向かいます。
このお店は、前に「おにぎりあたためますか」で大泉さん達が食べてたヤツです。
店舗まで同じ♪ こりさちゃんがカナリ行きたがってたので、今回のルートに組み込みました。
ツツツィーイと混雑気味の那覇市内を駆け抜け、30分ほどで到着!
2人とも「ぬーやるバーガー」を単品で1個ずつ注文。
コイツはゴーヤバーガーにハムが入ったもの。
ちなみに、「ゴーヤバーガー」は、ゴーヤのオムレツがメインのバーガーです。
で、食べてみたら思った以上にアッサリしてて美味し〜い〜ぃ♪
「がっつりしたハンバーガーが食べたい時は別やけど、
でもたまにむしょうに食べたくなる味」…とはこりさちゃんの言葉ですが、
僕も全く同感です♪




ここから沖縄を北上して行きます。
次の目的地は…、実は特に決めて無くて、成り行きで。
いちおう、後で読谷村の「やちむんの里」には行くつもりですが、
それだけだと時間も余るだろうということで、プラプラとドライブです。
とりあえず「海中道路」を目指して走ります。


その途中に見つけて飛び込んだのが、「中城城跡」です。
ガイドブックでも見掛けていたんですが、特によるつもりも無かったのに、
道路標識に「中城城跡」と書いてあるのを見つけて、ほぼ無意識に飛び込みました。
駐車場に車を停めて入口に向かうと、入場料が 300 円いるとのこと…。
セコイ僕らです。一瞬躊躇したんですが、旅の恥は掻き捨てだ?とばかりに GO! です。
ところがどっこい、これが素晴らしいかったですよー♪
なんだか不思議な感覚がして、とっても暑かったけど、
じっくりゆっくりと回って楽しみました。







それからまた「海中道路」を目指して走り、11時過ぎに「海中道路」へ到着!
お昼ご飯は「海の駅あやはし館」で頂きました。
朝ご飯もちょっとお腹に残ってたし、夜ご飯の為にもお腹を減らしとかないと、
ということで、二人とも軽めに済ませることに。
僕は、てんぷら2つと、何故かメロンのカキ氷。
こりさちゃんは、昨晩に続きまたもやブルーシールアイスを。



食べ終わってみるとナンだか空模様がだんだんと怪しくなってきてます。
そのまま海中道路を走って、「伊計島」まで行くつもりだったのですが、
このままじゃ雨になりそうだし、「やちむんの里」がザーザー降りの雨だと困るので、
海中道路は切り上げて、「やちむんの里」に向かうことにしました。
まあ、雨模様なので、海中道路の景観もイマイチだったですしね。



チョボチョボーと走って、「やちむんの里」に到着!
雨はポツリポツリといったところ…。なんとか傘を差して回れるかな?
「やちむん」は「焼き物」の方言みたいで、ここには多くの陶芸家さんが集まっています。
テレビでも時々紹介されているみたいで、こりさちゃん注目の場所でした。
で、早速見学。手前から順番に回ってみると、
なんともカワユイ「やちむん」があるじゃないですかー。
おしゃれなギャラリーもあり、結構楽しめます♪
天気が良かったら、街並みも素敵だったんだろうなーと思うと残念です。
3件目ぐらいを見てたら、雨は本降りに…。
とっても残念だったんですが、ここでギブアップ!
ずぶ濡れになる前に、なんとか車へと逃げ込みました…。






一旦、降り出すと凄い雨です…。
前も見えないような雨にもなったり、しばらく止んでみたり。
僕らはビールやウィスキーなどのお酒を仕入れて、
本日のお宿「民宿 海山木」を目指します。


お酒を仕入れたのは、このお宿がお酒を出さないらしいから。
なのでお酒を飲みたい人はみんな、自分で仕入れて持参して、
お客さん用の共同冷蔵庫に自分で入れて、自分で出して飲むらしいです♪
でもそれが、がっつりボンビーな僕らには、お安くお酒が飲めて嬉しいです。
また、このために僕らは、4時頃の到着を目標に北へとひた走ります。
仕入れたビールがぬるくなるので、4時頃には冷蔵庫に入れておかないと、
食事時に冷えたビールが飲めませんからね!



ところがこの道程、意外にも難航しました。
まずは激しい雨! 前が見えましぇん〜。
そして意外に多い交通量! ごめん、急いでるので抜かせてね!
そんな感じで僕らは国道58号線をひた走ります。
で、結局到着したのは、4時半頃…。
晩御飯は6時半かららしいので、なんとかセーフかな♪


民宿 海山木さん。
ネットであらかじめ調べていましたが、なかなかの良宿らしいです。
イモリが徘徊する部屋。駄洒落を連発してお客さんを困らせるご主人。
美味しくて楽しい食事、そして山原(やんばる)の大自然…。
ご飯は宿泊客全員で談笑しながら食べるのだとか。
僕らがこれまでに泊まったことの無い種類の宿です。
僕以上に人見知りなこりさちゃんが果たして耐えられるのか不安もありますが、
何事も経験だ! ということで、今回、この宿をチョイスしました。



敷地入口の看板から駐車場への道には、
車の進入を妨げるかのように色んな草木が飛び出しています。
レンタカーを傷つけないようにゆっくり進むと、奥に駐車スペースを発見。
すでに3台ほどが停車していたので、空いていた隙間に駐車しました。
雨の中、荷物を降ろし、建物があるであろうと思われる方向へと、
獣道のように僅かに踏み分けられただけの小径を進むと、建物を発見。
しかし、入口がわからない…。
灯りが点いている部屋の奥に、僅かに人影を発見して呼びかけるも、反応なし…。
どうしよー。と思ってウロウロしてたら、他のお客さんが僕らに気付き、
「入口はアッチだよ〜」と教えてくれました。良かった〜。




教えていただいた方向へ向かうと、宿の奥さんが迎えてくれて、
お部屋に案内していただきました。
通されたお部屋は、三畳ほどの小さな部屋。
一部が白いタイル貼りの壁になっていて、
なんだか昔はお風呂か何か水場だったところを
改装して部屋にしたような感じです。
…とこう書くとイマイチそうですが、否!
とてもセンス良くまとめられていて、なんだか素敵なお部屋です。



部屋を出たところはリビングです。
淡い電球の照明の下、幾つかのソファーと書棚があり、
沢山の、そして様々な種類の本が並んでいます。
ぉお♪ これなら暇はなさそうです。
客室は全部で5つぐらいでしょうか。
それぞれ、リビングを囲うように配置されていて、
お風呂とトイレもその一角にあります。
沖縄の最も奥地の、しかも個性が売りの民宿と聞いていたので、
もっとボロボロの施設だと思ってたのですが、
全体的にセンス良く素敵にまとめられていて意外でした。
まるで評判の良いペンションみたいです♪
こりさちゃんも僕からの事前情報で不安を持っていたようでしたが、
どうやら安心してくれたみたいで、良かったです。



部屋に落ち着くとすぐに、宿の飼い猫の「サミー」が現れて、
僕の膝の上を占拠しました。
いきなりなのでかなりビックリしましたが、
普段から宿泊客に優しくしてもらってるんでしょうね。
サミーは気持ち良さそうに僕の膝の上で喉を鳴らしました。
ゴロゴロゴロ。



食事は6時半から…と聞いていたんですが、
あいにくの雨で宿泊客が軒並み部屋にいたことから、
突如6時からに変更になりました。
おいおい。ビール冷えてるかな?とちょっと心配になりましたが、
まあ、ええか♪ と大らかな心で受け止めます。


そして夕食。
囲炉裏の後ろのテーブルに、今晩の食事がたーくさん並べられています。
美味しそう♪
宿のご主人の宮城さんがパンツ一丁で現れました。
幸い、パンツはトランクスのデカパンでしたが、ちょっとびっくりです。(*'ω'*)
宮城さんは、髭を存分に蓄え、髪は後ろでお団子にしていて、
まるで中国映画に出てくる、世を捨てたカンフーの達人のような風体です。
宮城さんから、食事の説明があります。
「自分の分は自分で取って食べてね。他の人の事も考えて取るように。欲張るなよ。
 テビチは1人1個で、ちょっと余るけど、余ったら早いもの勝ちやね」
ちょっと乱暴ですが、面白いイントネーション。沖縄方言でも無いような?
とにかく、宮城さんは個性的です。



他のお客さんについて。
まずは魚を「突く」(釣るじゃないです)のが趣味という男性3人組。
なんでもネットで知り合ったらしく、年齢は10才程の開きがあるみたいです。
3人とも好青年です。
一人は「鼠先輩」に似ているということで、
宮城さんは彼のことを「鼠! 鼠!」と呼んでいました。


そして、僕らのご近所の三田からやってきたオバちゃん2人組み。
食事前からリビングでスナックパインを齧ってたんですが、
宮城さんはそれを話に出して、
「いつでも食ってる。おばちゃんの証拠!」と喜んでました。


次は、1週間もこの宿に滞在している老夫婦。
とても品が良くて、お話も知的で、何だかうらやましいです。
翌日に彼らとは意外なところで遭遇することになります。


あと、同じ年ぐらいのカップルさん。
こちらも既に1泊ぐらいされてたみたいで、
宮城さんへの突っ込みも微妙に心得てはりました。
女の子が来ていたグリーンのTシャツがキレイでした。


楽しく美味しい食事の始まりです。
食事の間中、宮城さんの毒舌と下ネタが光ります。
彼はずっと何やらわからないお酒を飲んでいました。
僕らはビールを少し飲んでから、ウィスキーをロックで。
何を話したのかあんまり覚えていませんが、話題の範囲は広かったな〜。
宮城さんはこりさちゃんが気に入ったのか、
途中から彼女の手を握って離しません。
「チューしてもええか?」と僕に聞いてくるので、OKすると、
こりさちゃんの手の甲にチューしてました。
チューチューされなくて良かったです♪
酔っ払うにつれて、宮城さんの駄洒落は回転数を上げていくのですが、
いまいち切れが良くなく、僕も正直、突っ込みきれません。微妙〜。
宮城さんには駄洒落のセンスを磨いてもらいたいものです。


みんな食べ終わっても席を立とうとしません。
ずーっと長い間、話して、飲んで、笑って。
終了したのは、なんと23時頃。実に5時間も笑ってたことになります。
僕はフラフラで部屋に戻り、それから記憶がありません…。
こりさちゃん曰く、「部屋に戻ってからおにぎりを食べた」らしいんですが、
これも記憶にありません…。
部屋での飲食は禁止なので、ごめんなさい、宮城さん…。


僕はごはんつぶをホッペタに付けたまま、深い眠りに着きました。


次回に続く!



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